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交通事故の示談交渉

示談で加害者の責任を軽く

示談で責任が軽くなる理由

交通事故を起こして加害者になってしまったら、さまざまな責任が発生します。ただこの場合、示談が成立したら各種の責任が軽くなることがあります。それは一体どうしてなのでしょうか?今回は、交通事故の加害者の責任が示談によって軽くなる理由を解説します。

【1】示談で軽くなる加害者の責任
交通事故では、自分が加害者になることがあります。人身事故を起こすと、加害者にはいろいろな責任が発生します。具体的には、行政上の責任と刑事責任、民事責任です。
これらはそれぞれ違いますが、加害者になると、事故の内容に応じてすべての責任をかぶることになります。

ここで、被害者との示談交渉が重要になります。被害者と示談交渉が出来ると、上記の責任が軽くなるケースがあります。

たとえば刑事責任の例で言うと、示談ができていない状態よりもできている状態の方が、裁判で課される刑事罰が軽くなるケースなどがあります。

【2】交通事故の加害者の責任の種類と内容
交通事故の加害者に課される責任は、行政上の責任と刑事責任、民事責任の3つです。
行政上の責任は、免許に関する処分のことです。交通事故を起こした場合に道路交通法違反の行為などがあると、免許の点数が減点されます。また、人身事故の場合には、それに足して事故の態様によってさらに点数が大きく減点されます。この行政処分によって、免許停止になることなどがあります。

次に問題になるのが刑事責任です。刑事責任とは、裁判で有罪認定されて刑罰を受けなければならない責任のことです。

たとえば罰金を課されたり、懲役刑、禁固刑になったりすることもあります。最後に民事責任があります。これは、被害者に対して損害賠償金というお金を支払わなければならない責任です。重大な後遺障害が残る人身事故や死亡事故の場合には、損害賠償金の金額が数千万円や1億円以上になることも珍しくありません。

【3】示談によって軽くなる加害者の責任
交通事故で加害者になってしまっても、被害者との間で示談ができていると上記の責任が軽くなることがあります。特にわかりやすく軽くなるのが刑事責任です。示談ができていると、懲役刑や禁固刑でも執行猶予がついて刑務所に行かなくて済むようになる可能性が高まります。

懲役刑や禁固刑になる場合でも、その刑期が短くなることが多いです。また、民事上でも示談ができていると助かります。示談が成立したら、裁判にならずに済むので費用面や手間、期間などの面で負担が減ります。

また、交通事故で上手に示談をすすめるためには、弁護士に依頼することが役立ちます。弁護士は交渉のプロなので、スムーズに示談交渉を進めてくれるからです。加害者になった場合にも弁護士は心強い味方になります。

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